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2014年下期 湾ナビ評価額のダイジェスト

●マーケットレヴュー

2014年下期は、東京オリンピックの開催決定後に1割ほど上昇した相場が、更に上昇するかを試される期間でした。結果として、対象となる全てのマンションで引き続き成約単価が上昇しています。その上昇率は前回の2倍以上となりました。

【豊洲エリア】
相場の牽引役である「アーバンドックパークシティ豊洲(3棟)」は、半年前の評価と比較して5.4%上昇しました。特にタワーAは一部の投資家が複数戸をまとめて購入した影響もあり半年前比6.91%の上昇となりました。
豊洲・晴海エリアに供給されている新築マンションの価格が、東京オリンピック開催決定以降の新価格でも順調な販売を継続しています。加えて、今後供給される「パークホームズ豊洲ザ・レジデンス」を初めとする新豊洲駅周辺の新築マンションは更に強気な販売価格設定の噂もある状況です。
これらの新築マンション販売価格に関する先高感が、より一層中古マンションの相場を下支える要因になっていると思われます。特に築浅のタワーマンションが集中する豊洲2・3丁目エリアは、新豊洲よりも利便性が高いこともあり、より高い上昇率となりました。
豊洲4丁目の3棟(東京フロントコート・スターコート豊洲・プライヴブルー東京)も、引き続き成約戸数・上昇率とも前回並みの好調をキープしていますが、新豊洲のSKYZへの住み替えに伴う売出しが増えている影響もあり、売出中物件が増えています。

【有明エリア】
有明エリアの5棟については、全物件において大きく上昇しました。
急上昇した相場を半年ほど様子見していた層が、徐々に購入決断を進めていった結果と思われます。
上昇率では、「シティタワー有明」が半年前比5.93%上昇でエリアトップとなりました。新築価格が高かった本物件は、中古売出価格にも割高感があったものの、周辺相場の上昇に合わせて成約が進みました。同様の理由で「Brillia有明 Sky Tower」も成約件数を順調に増やしています。

【東雲エリア】
今回の更新で最も上昇したエリアが東雲です。
特にWコンフォートタワーズは旧価格の物件が姿を消し、殆どの売り出し物件が坪200万円以上の新価格で成約が進む状況となっています。
Wコンフォートタワーズはエリアで一番築古の物件であるものの、優れた企画と売主(三菱グループ)の安心感、および広めの間取が中古市場で高評価されているため、単価上昇局面では広い部屋を必須条件とする購入層に強く支持される傾向があります。
築浅の「プラウドタワー東雲」「パークタワー東雲」については、新築販売時が旧価格であったこともあり、キャピタルゲインが後押しをする形で成約件数を増やしています。

●成約戸数

2014年下期の成約戸数(湾ナビ取扱いマンションのみ)は、前年同期と同数でした。

●評価額の変動

2014年下期の評価額変動率は、2014年上期比で3.84%のアップでした。2014年上期は2013年下期比で1.79%アップだったので、更なる上昇価格が定着した期間となりました。
当社への問い合わせ件数や、会員増加数も引き続き高水準で推移していますので、湾岸エリアのマンションに対する関心は堅調です。