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【特集】湾岸エリアの小学校について

湾岸エリアの小学校
小学校一覧
学校選択制

湾岸エリアは、もともと工場や物流施設が多く立地していた事もあり、居住者が少なかったため小学校の数やキャパシティが少ないところでした。
しかし、近年の大規模マンション開発ラッシュで人口が急増すると共に子供の数も急増して小学校不足が大きな問題になりました。
特に、不動産業界で湾岸戦争と呼ばれた2004年頃の豊洲・東雲・有明エリアにおけるマンション開発ラッシュでは、江東区が小学校不足を理由に開発許可をストップさせる事態になり、 すでに土地を仕入れてしまったデベロッパーを震撼させました。
その後、江東区は開発許可の条件として一定の基準を超えるマンションについて以下の条件を設けました。

・戸当たり約125万円の公共施設整備協力金(公立学校の増設等に使われる)の支払
・または敷地内にマンションの規模に応じた公共施設整備等の協力
  ⇒湾ナビのエリアでは、ほぼ保育園等の子供向け施設を要求されます。

協力金はデベロッパーが支払いますが、その分を購入者から回収しますので、間接的にマンションの購入者が支払っていると考えられます。この考え方は、中古でマンションを購入される方についても同じだと思います。

せっかく多額の協力金を納めたのだから、設備の整った新しい校舎の小学校に通わせたい。できれば自分たちと同じ様な家庭環境の子供達が多く通う小学校へ自分の子供を通わせたいと思うのが親心だと思います。しかし、この制度はエリア一律に設けられているので、施設の古い学校の学区内に新築されたマンションは協力金を納めても、基本的にはその学校へ行くことになります。
ただし江東区は、小中学校の新一年生に限っては「学校選択制」という制度があるため、一定の条件が揃えば指定学区以外の学校へ通うことが出来ます。

「湾岸中古マンション価格ナビ」では、マンション毎に100項目超える評価を行っていますが、小学校に関しては定量的な評価ができないので、マンションからの距離についてだけ評価しています。しかし、一方で小さい子供を持つ親にとって小学校はマンション選定における大きな要素でもあります。
そこで、今回は公表されている「学校選択制」の資料を元に、人気度を検証してみます。

1.豊洲小学校

東京フロントコート」「スターコート豊洲」「グランアルト豊洲」などファミリー向け大型マンションが学区に含まれます。上記3棟は、2011年度までは豊洲北小学校が指定学校だったので、2012年4月の新入生(編入生を含む)からこちらの小学校へ通っています。

豊洲小学校ホームページ 通学区域(By Gaccom)

2.豊洲北小学校

豊洲2・3丁目再開発エリアに立地する施設の新しい小学校です。周辺のタワーマンション「シティタワーズ3棟」「THE TOYOSU TOWER」「パークシティ豊洲(タワーA/B/C棟)」などが学区に含まれます。基準学級数が6クラスになっていますが、生徒数の増加で満員状態です。

豊洲北小学校ホームページ 通学区域(By Gaccom)

3.東雲小学校

東雲キャナルコート内の「ビーコンタワー」「プラウドタワー東雲」および、「ブランズ東雲」「レックスタワー東雲」などが学区に含まれます。
東雲キャナルコート内のマンションは、上記2棟以外は第二辰巳小学校に入るので注意が必要です。

東雲小学校ホームページ 通学区域(By Gaccom)

4.有明小学校

シティタワー有明」「ガレリアグランデ」「オリゾンマーレ」「ブリリアマーレ有明」「ブリリア有明スカイタワー」などが学区に含まれます。
2011年4月に開校した新しい学校です。小学校と中学校が同じ敷地内の建物に同居しています。小中一貫校に近い環境になっています。

有明小学校ホームページ 通学区域(By Gaccom)

5.辰巳小学校

「バンベール・ルフォン辰巳」「ブリリア辰巳」や辰巳に古くからある都営住宅が学区に含まれます。
都営住宅の高齢化もあり、周辺の学校と比較して学級数が少なく小規模の学校です。

辰巳小学校ホームページ 通学区域(By Gaccom)

6.第二辰巳小学校

東雲キャナルコート内の「Wコンフォートタワーズ」「アップルタワー」「キャナルファーストタワー」およびキャナルコートCODANの賃貸棟が学区に含まれます。
生徒数が増加に対応するため2013年度から校舎の増築工事を始めます。

第二辰巳小学校ホームページ 通学区域(By Gaccom)

江東区では、新1年生を対象に徒歩30分以内で通える範囲内で小学校を自由に選択できる制度があります。 ただし小学校によっては、指定学区内でその小学校に入学を希望する生徒が多いために枠自体が無い所もあるので、希望すればどこでも通えるわけではありません。
表は平成25年度新1年生の学校選択二次結果についてまとめたものです。

人気・不人気を単純に確認するには、表のB欄とC欄をご覧いただくと分かりやすいです。
 B欄 「他校選択希望者未決定者数」の人数の比率が入学予定者数に対して高い小学校は不人気
 C欄 「通通学区域外入学希望者数」の人数が多い小学校は人気があるといえます。

平成25年度新1年生の学校選択二次結果

学校名 通学区域内 通学区域外 入学予定
希望者計
基準
学級数
学校選択
受入枠
抽選
実施校
当選
予定者数
通学区域内
入学予定者数
他校選択希望者
未決定者数
入学希望者数
A B C D=A+B+C E F=E×32 G H
豊洲小学校 211 4 0 215 6 - - -
豊洲北小学校 208 1 0 209 6 - - -
東雲小学校 95 20 11 126 3 96 0
有明小学校 89 0 71 160 3 96 7
辰巳小学校 29 11 3 43 2 64    
第二辰巳小学校 99 58 10 167 4 128 0

豊洲小学校と豊洲北小学校はそもそも区域内の入学予定者数は受入枠をオーバーしているので、選択できない学校になってしまっています。
特に豊洲北小学校は、豊洲2・3丁目にある超高層マンション群が通学区域なので、おのずと親の収入や教育意識が高い小学生が集まりますから、学力が高いことでも有名です。
今のところ、豊洲小学校・豊洲北小学校に子供を入学させる方法は、通学区域内のマンションに引っ越すしかありません。

一方、東雲・辰巳・有明エリアには特徴が出ています。
まず有明小学校は入学予定者の中で学校選択制を利用して他校への越境を希望している生徒がいません。つまり、公立小学校を希望した人は全員有明小学校に入学すると言うことです。
辰巳小学校と第二辰巳小学校の B欄 をご覧下さい。入学予定者数の半分前後が他校への越境を希望しています。

東雲・辰巳エリアの通学区域マップ

東雲・辰巳エリアの通学区域マップ

マップのオレンジ色で網掛けされているエリアが、第二辰巳小学校の通学区域です。
キャナルコート内で微妙に区切られているのが分かると思います。分譲マンションは、キャナルファーストタワーとビーコンタワーで学区が違うので、注意が必要です。

もう一点注意が必要なのは、第二辰巳小学校の通学区域に入っているのに、辰巳小学校へ行かなくてはならない 「ブリリア辰巳」「バンベールルフォン辰巳」「クレヴィア辰巳」です。第二辰巳小学校が満員状態なので、変則的な措置になっています。

他校選択希望者がどの学校を希望しているかは分かりませんが、概ね東から西方向へ生徒が流れている状況です。
つまり「辰巳小学校」⇒「第二辰巳小学校」⇒「東雲小学校」⇒「有明小学校」の順序が人気度とほぼイコールかと思います。

結局平成24年12月4日時点で、平成25年の学校選択制が湾ナビエリア内で実質機能するのは有明小学校の7名の枠に対する入学希望者71名の抽選のみです。